打撲・捻挫の処置
一秒でも早く日常に復帰するために、
シンプルですが、
治るまでの期間を早める対処法をお教えします。
捻挫・打撲をした時に、よく聞かれることですが、入浴、患部への強い刺激は厳禁です!
一時的に楽になった気がするかもしれませんが、その後状態が悪化します。
実は、このことさえわかっていれば、悪化させることはありません。
しかし、対処法を知らないために悪化させてしまうケースは多いです。
打撲・捻挫のような急性の場合、
外力により筋肉の繊維や細かい組織に傷がつき、
炎症が起こるため鋭い痛みと熱意を感じます。
この痛みの原因は、筋肉や組織が壊れたり、骨髄への強烈な刺激によっておこる炎症です。
この炎症で起こる熱を取ることが一番大切なことです。
自分で対処しても、次のことさえ守っていればよくなります。
これが打撲や捻挫をしたときの間違いのない確実な方法です。
安静・氷で冷やす・固定。自分で出来る3つの方法です。これだけを守ってください。
2.3日はアルコール、入浴は控えてください。
つまり、炎症が悪化しないように体を休め、体の回復力・自然治癒力に任せるということです。
程度にもよりますが、捻挫の場合、軽いものでも1週間〜10日はかかります。
打撲の場合も同じです。
靭帯 (スジ) は再生しないため、他の組織で埋めていきます。その過程に時間がかかるのです。
その間の固定がしっかりしていないと痛みがとれても、関節が緩んで治ってしまうことがあります。
そうすると緩んだ関節に外力がかかったときに、捻挫をしやすくなります。
これが、「捻挫は癖になる」と言われているのです。
重度の場合は、捻挫でも1ヶ月半以上かかるものもあります。
受傷直後、いかに炎症を早く引かせるかが、受傷直後の処置が治るまでの期間を決定します。
患部の炎症は、患部を刺激せず、安静にして自然治癒力によって回復させるというお話しました。
逆に、自然治癒力を高めるような治療法ならば積極的に行い、回復を早めることができるということです。
当院で行っている、炎症を抑え、自然治癒力を高め、回復スピードを早める治療法をご紹介します。
「マイクロカレント療法」です。
聞きなれない言葉だと思いますが、治癒力を高める効果、炎症を抑える効果には私たちも驚かされます。
驚異的な効果としては、ベッカムが、ワールドカップ直前の、大会2週間前に足の骨を骨折。出場が絶望しされていました。しかし、彼は奇跡の回復をして出場しました。
その際に使用した治療法が酸素カプセルとマイクロカレント療法です。
マイクロカレント療法とは、もともと人間の体内に流れている超微弱な電流 (マイクロアンペア) を器械により体内に流す方法で、細胞レベルで組織を活性化させ、治癒を促進させる治療法です。
傷ついた組織の修復に必要な物質の生成をマイクロカレント(微弱電流)により促進し、組織を驚異的なスピードで回復させます。
この治療器により炎症症状の治癒期間が飛躍的に短くなります。
症状の程度、体力、安静にできる環境かどうかによって治癒までの期間は変わりますが、炎症が落ち着けば痛みは残っていても、通常の活動に復帰することは可能です。
私たちは、もちろん完治を目指しますが、一秒でも早くその不快感からあなたを解放し、通常の活動に戻れるような治療を行います。
本来のからだの強さをさらに高めるので、治療中だけでなく治療後も治癒力を高めるように患部に働きかけて常に回復に向かう方向付けをする事が出来ます。
一日でも早く、日常生活、競技生活に復帰したい方は是非ご相談ください。
打撲・捻挫は初期の治療が治癒までの期間を決定します。自己判断は禁物です。
症状を長引かせないためにも、早めにご連絡ください。
明日からの仕事、部活に間に合うかもしれません。